『日本酒学』第11回 ー新潟大学ー
新潟大学で開講されている『日本酒学』の第11回です。
第10回の記事はこちらをご覧ください。
今回のテーマは
『日本酒のマナー』
講師の方は、新潟大学経済学部の渡辺英雄さんです。
そして、実践編の講師として新潟青陵大学の村山和恵さんがいらっしゃってくれました。
目次
飲酒におけるマナーと法
マナーとは
態度。礼儀。礼儀作法。
- 道徳的・世俗的なルールで、守った方がいい美徳。
- 人間関係や社会生活を円滑にする行儀様式
- 強制力や権利関係義務はない
知らないと恥をかく
酒造見学のマナー
- 香水や整髪料など臭いの強いものをつけない
- 朝食に納豆を食べない
酒造見学まだ行けていません。。汗
この時期新潟だと酒造りしている酒造はあんまりないんですよ。
法とは
- 国家によって定められ、権利と義務の関係にある。
- 守らなければ強制力が働き、強制できるのは国家権力だけ
法をしらなかったでは許されられないもの。
マナーが法となる時
契機
- 特定の社会の歴史的・文化的背景等によって「守られるべきルール」が変化
- 個人の尊厳・自由、社会の秩序を守る目的
手段
- 国民の代表で構成される国会で作られる
- 国民の合意によって定められる
飲酒に関する法
- 道路交通法
- 酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止に関する法律
- 未成年者飲酒禁止法
- 刑法(第218条、第219条)
未成年者飲酒禁止法では、飲んだ人は罰せられません。お酒を売った人が罰せられます。
日本酒のマナー〈実践編〉
ここから村山さんにバトンパスです。
酒席でのふるまいに関してです。
ちゃんとした席でのふるまいって結構気にしますが、難しかったり知らなかったりすること多いですよね。
ふるまいとはそもそもマナーを守るっていうことですよね。
マナーの根底にあるのは相手を思いやる気持ちです。
これは、場の空気を乱さなかったり、相手に不快な思いをさせない必要があります。
盃の干し方
一露や一文字と言われるように、少し残すのが良いらしいです。
一文字とは、盃の底に文字が書けるぐらい少しお酒を残すってことです。
飲み干して、すごい飲みたいみたいに思われるのは良くないということらしいです。(なかなか実践できなそう、、笑。飲み干しちゃう。笑)
お酌の仕方
相手の器のお酒が無くなるちょっと前に目下の人から目上の人へ、徳利を右手で持ち、左手を添えて注ぎます。
注ぐ時はラベルが上になるようにします。何のお酒を示す意味もありますが、垂れてしまったお酒でラベルを汚さないためという意味もあるそうです。
リズム的には「ソビ・バビ・ソビ」です漢字では鼠尾馬尾鼠尾と書きます。
お酌を受ける
器を両手で持ち、お礼の言葉をひと言添えて飲みます。また、飲まない場合でも口をつけてから盃を置きます。
NGとなるふるまい
- 逆手注ぎ
- 置き注ぎ
- なみなみ注ぐ
- のぞき徳利
- 振り徳利
- あわせ徳利
- 倒し徳利
一時ちょっと話題になっていた、注ぎ口がある徳利はどこから注ぐのが正解?という話題は結論から言うとどこからでも良いというのが正しいそう。
こういったマナーは見せびらかすもの良くないです。
場数を踏んで、その場の状況に合わせてふるまっていくのが良いですね。
おわりに
正直今回の講義は知ってる内容がほとんどで、内容が薄くあまり面白くなかったです。
確かに大切なことなので覚えて実践していきます💪
最後までお読みいただきありがとうございました!